「中高年から筋トレを始めても意味があるのか?」
そう思っていた私が、今ではジム通いが生活の一部になっています。体力の衰えを感じていた40代・50代の頃、もう一度自分を変えたいという気持ちが湧き上がりました。
ただ、最初は何をどう始めていいか分からず、フォームも自己流。続けても成果が出ず、やる気も下がっていく──そんな典型的な「中高年筋トレ初心者」でした。
最初は自宅トレーニングからのスタート
最初は自宅で腕立て伏せやスクワット、腹筋などを試していました。
しかし、正しいフォームが分からず、どこに効いているのかも実感できない。続けるモチベーションも保てず、気がつけばサボりがちに。
「どうせやるなら、しっかり基礎から学びたい」──そう思い立ち、アーノルド・シュワルツェネッガーの写真が壁に飾られた本格派ジムへ足を運びました。これが大きな転機でした。
週3回、朝のジム通いでペースをつかむ
通い始めたのは2024年春。ちょうど離職中だったので、朝9〜10時頃の空いた時間に通うのが日課になりました。
トレーニングは週3回を基本に、中1日空けて筋肉を休ませるペース。継続トレーニングでは「休むこと」も重要なトレーニングの一部です。
このリズムが定着してから、筋トレが“習慣”になっていきました。
トレーナー指導で正しいフォームを習得
ジムに入会してすぐ、トレーナーにフォームを徹底的に教わりました。
マシンの座り方や動作の角度、呼吸のタイミングなど、どれも自己流では気づけなかったポイントばかり。
「マシントレーニングはフォームが命」と実感し、今では一つ一つの動作を丁寧に意識するようになりました。
私の基本メニューは以下の通り。全身をバランス良く鍛える構成です。
- 胸 チェストプレス
- 胸 バタフライマシン
- 背 ラットプルダウン
- 脚 レッグプレス
- 脚 レッグエクステンション
- 腕 アームカール
- 肩 ショルダープレス
最初は軽めの負荷でフォームを意識しながら3セット。慣れてきたら徐々に重さを上げていきました。
終わった後に感じる心地よい筋肉痛が、「今日も前進できた」という実感を与えてくれます。
数字よりも“見た目”の変化が励みになる
体脂肪率はほとんど変わらなくても、鏡に映る自分の姿が確実に変わってきました。
胸や肩が引き締まり、姿勢が良くなると、服のシルエットまで違って見える。数字よりもこの“見た目の変化”が、何よりのモチベーションになりました。
ジム通いが日常の一部に
2025年11月現在も、このジムには通い続けています。
再就職してからは、朝トレから夕方〜夜のトレーニングへとシフト。仕事終わりに汗を流すと、1日の疲れがリセットされるような感覚があります。
今では筋トレは「義務」ではなく「楽しみ」。
続けるほどに、身体だけでなく心まで前向きになっていくのを感じます。
中高年こそ筋トレで変われる
「中高年でも本当に変われるのか?」──答えは間違いなくYESです。
必要なのは若さでも才能でもなく、“続ける力”と“正しいフォーム”。
誰でも、どんな年齢からでも、筋トレで体は確実に変わります。
まずは一歩踏み出すこと。それがすべての始まりです。
▶ 次回予告
次回の「No.3」では、筋トレを続ける中で感じた体と心の変化についてお伝えします。
トレーニングを重ねることで、見た目だけでなくメンタル面にも大きな変化が生まれました。中高年にこそ筋トレが必要な理由が、きっと伝わるはずです。
▶ シリーズ記事リンク
- No.1 最初の一歩はウォーキングと自宅筋トレ
- No.2 中高年でもジムで変われる!その理由(この記事)
- No.3 筋トレが教えてくれた体と心の変化(公開予定)


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