ジム通いを始めて1年半。中高年の私でも、ここまで体が変わるとは思っていませんでした。
筋トレを始めた当初は「少し体を引き締めたい」という軽い気持ちでしたが、今では筋トレが生活の一部になっています。
この1年半で感じたのは、身体の変化よりも、むしろ心の変化の方が大きいということです。
筋トレで実感した身体の変化
2024年春から始めたジム通い。最初は週3回を基本に、中1日休みを入れるペースで続けました。
トレーニングメニューは、チェストプレス・ラットプルダウン・レッグプレスなどのマシントレーニングが中心。トレーナーにフォームを見てもらいながら、正しい動きを徹底しました。
最初は10kgの負荷でもきつかったのに、今ではかなりの重さを扱えるように。少しずつ扱える重量が増えていくことが、自分の成長を実感できる瞬間です。
体脂肪率こそ大きく変わらないものの、筋肉のハリと姿勢の変化は明らか。
背筋が伸び、歩く姿勢が自然と整い、肩こりも軽減。鏡を見るのが楽しくなりました。
「中高年になると筋肉は落ちる一方」と思っていましたが、それは“使わないだけ”だったと気づかされました。
筋トレがもたらすメンタルの安定
筋トレを続けるうちに、精神面でも大きな変化がありました。
ジムに行くと、まず気持ちが切り替わります。トレーニング中は目の前の1回、1セットに集中するしかない。
その「無心になる時間」が、仕事や日常のストレスをリセットしてくれるんです。
終わった後の爽快感は、まるで頭の中まで整理されたようなスッキリ感。これが習慣になると、心が安定してくるのを実感します。
また、筋トレには“達成感”があります。
「昨日より1kg重いウェイトを上げられた」「フォームがブレなくなった」──そんな小さな成長が積み重なることで、自己肯定感が上がる。
中高年になっても、自分はまだ成長できる。そう思えることが、何よりの原動力です。
生活習慣にもプラスの連鎖が生まれる
筋トレを始めてから、食事や睡眠にも意識が向くようになりました。
「タンパク質を意識しよう」「夜更かしを減らそう」と、自然と生活全体が健康的に。
筋トレは単に筋肉を鍛えるだけではなく、生活の質を整える“軸”になっていきます。
また、筋トレを通じてジム仲間との交流もできました。
同じ中高年世代で頑張っている人を見ると、「自分も負けていられない」と刺激をもらえます。
筋トレは孤独なようで、実は“人とのつながり”も生むものだと感じます。
続けることで得られる「安心感」
2025年秋、再就職してからもジム通いは継続中。
仕事が忙しい日もありますが、トレーニングをすることで気持ちをリセットし、また前に進める。
ジムに行けば、心も体も整う。今ではそれが自分の生活リズムを支える大切な時間です。
筋トレは「頑張る人だけの特別な習慣」ではなく、「自分を大切にする習慣」だと思います。
そして中高年になった今だからこそ、身体を動かすことで感じられる喜びがある。
続けるほどに、自分を好きになっていく──それが筋トレの一番の魅力です。
筋トレは中高年の“未来への投資”
もしこの記事を読んでいるあなたが、「もう遅いかも」と思っているなら、それは誤解です。
中高年でも、正しい方法でコツコツ続ければ、体も心も必ず変わります。
筋トレは健康のためだけでなく、自分の未来に対する最高の自己投資。
「継続する力」こそが、年齢を超える最大の武器なのだと、今では確信しています。
▶ シリーズ記事リンク
- No.1 最初の一歩はウォーキングと自宅筋トレ
- No.2 中高年でもジムで変われる!その理由
- No.3 筋トレが教えてくれた体と心の変化(この記事)


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