このブログを始めたのは、私が50代で経験した転職のリアルを共有したかったからです。年齢を重ねるほどに転職は難しく感じますが、だからこそ伝えたいことがありました。私の決断や迷い、準備と失敗の一つひとつが、同じ境遇の方の力になれば嬉しいです。
大企業での安定と、心に生まれた違和感
「あと5年、我慢して働くべきか」「今、踏み出すべきか」——50代半ばの私にはどちらの選択にも大きなリスクと不安が伴いました。家族や住宅ローンなど現実的な責務を抱える立場として、簡単には諦められない問題だったのです。
家族と生活が決断を難しくする
しかし同時に「このまま心の違和感を抱え続けるのか」という問いも消えず、葛藤が続きました。
北海道一周の旅で見えたもの
旅の中で、私は気づきました。
「キャリアの豊かさは年収や役職だけでは測れない」ということです。人生100年時代と呼ばれる今、残りの時間をどう生きるかを自分で選ぶ価値がある。そう思った瞬間、心のもやが晴れていきました。
家族と話し合い、退職を決断
こうして私は退職を選びました。清々しさと同時に、目の前には不安という現実が立ちはだかりました。
再就職までの苦悩と学び(約10ヶ月)
それでも諦めずに自分の強みを整理し、転職エージェントとも真摯に向き合いました。過去の経験を単に並べるのではなく、「どのような価値を提供できるか」を磨くことが重要だと学びました。そして、10ヶ月後に大手町の企業で再就職が決まりました。待遇も満足できるもので、新しい環境で再びやりがいを感じられることが何よりの喜びでした。
転職で得た本当の価値
もし今、あなたが同じように悩んでいるなら、私の経験が少しでも勇気やヒントになれば幸いです。これからこのブログで、転職準備の具体策や家族との話し方、面接対策など実践的な内容もお伝えしていきます。


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